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KURASUMA

暮らしのTIPS

上質な自宅オフィス 美しく機能的なワークスペース事例

#リフォーム #インテリア
 のイメージ
造作家具で作った自宅ワークスペース(野村不動産分譲済物件モデルルーム事例)


在宅ワークを快適にする、美しく機能的なワークスペースの事例をご紹介します。リビングを家具でさりげなく仕切ったり、空き部屋を活用して本格的な書斎にしたり。休憩中に思い切り寝転んでリラックスできるアイデアも。上質な自宅オフィスを実現した事例です。

Yuu(尾間紫)

一級建築士事務所 OfficeYuu代表。
一級建築士、 インテリアコーディネーターとして数多くの現場経験や相談実績をもち、住宅リフォームコンサルタントとして快適な住まいづくりのノウハウを発信している。

在宅ワークの悩み 自宅でも集中できるワークスペースが欲しい

生活と仕事を切り分けて。ダイニングテーブルとは別に、窓際にワーク用のカウンターを造作(野村不動産分譲済物件モデルルーム事例)
働き方の多様化が進み、自宅で仕事をする機会が増えた方もいらっしゃることでしょう。こういった生活スタイルの変化に伴い、ワークスペースに関する悩みをよく聞くようになっています。

中でもダイニングテーブルで仕事をすると、集中するのが難しいという声は少なくありません。ダイニングテーブルは日常生活の中心となる場所ですから、プライベートと仕事の切り分けが難しく、どうしても集中力が削がれがちになります。

また、テーブルの上のペンダント照明は電球色が使われていることが多く、食事には適していますが、文字を読むなどの仕事には向いていません。同様に、ダイニングチェアも長時間の作業には向いていないことが多いのです。

そんな中、高まっているのが、「自宅で仕事に集中できるワークスペースが欲しい」という声。最近では、モデルルームでもワークスペースがある間取りが目立つようになり、リフォームでもワークスペースを造りたいという依頼が増えています。

そこで今回は、上質で快適なワークスペースづくりの参考になる、野村不動産のモデルルームのワークスペースや、野村不動産パートナーズが手掛けたワークスペースのリフォーム事例をセレクトしてご紹介します。

窓辺のスペースを活用 デスクを置いて独立したワークスペースに

変形の造作デスクで、間取りに合わせて使いやすい形に。窓際を上手に活用すれば快適なワークスペースを生み出すことができます。(野村不動産分譲済物件モデルルーム事例)
ワークスペースが欲しいと思っても、なかなかスペースが見つからないこともあります。そんな時は窓辺を活用してみるのはいかがでしょうか。

通風用の窓や、引き違い窓の普段あまり開閉しない側の前は、空きスペースになっていることも多いもの。そこにデスクを置けば、明るく快適なワークスペースになります。

こちらの写真は窓際に造作家具でデスクを設置したモデルルームの事例です。造作家具とは、部屋の形状に合わせて制作するオーダーメイドの家具のこと。既製品では対応しにくいサイズや形状にも柔軟に対応できるので、空いたスペースを活用しながら通路も確保できるなど、スペースを有効活用しながら快適なワークスペースが生み出せます。

その際は、窓に遮熱機能を持つレースカーテンを取り付けておくと、まぶしさや夏の暑さを軽減し、より快適な環境に。仕事の合間にふと目を上げた時、外の景色が見えれば気分転換にもなり、解放感のある気持ちのいい仕事場になることでしょう。

壁面を徹底活用 造作家具で高機能なワークスペースに

造作家具で壁面をワークスペースに。限られたスペースを有効活用でき、高機能なホームオフィスが作れます(野村不動産分譲済物件モデルルーム事例)
空いた壁面があったら、徹底活用しましょう。こちらは造作家具を使い、壁面に理想的なワークスペースを作った事例です。

造作家具は、空間をすき間なく有効活用することができ、プランの自由度が高いのが特徴です。引き出しの数や位置、棚の寸法など、自分のスタイルに合わせて設計できるので、かゆいところに手が届く本当に使いやすい高機能なホームオフィスになります。

造作家具は設計次第で、後から形状を変えられるようにすることも可能です。仕事や生活スタイルが変わったら、ワークスペースも柔軟に変化させられるようにしておけば、この先も長く快適に使い続けることができるでしょう。

使っていない部屋を再活用 その場でごろりとリラックスできるスペースに

リフォーム前



リフォーム後

普段はあまり使っていない部屋があったら独立したワークスペースにする手も。本格的に仕事に打ち込むことができるようになります(設計・施工:野村不動産パートナーズ)


普段あまり使っていない部屋があったら、そのままにしないで、思い切って独立したワークスペースにリフォームをしてみてはいかがでしょうか。

こちらは、あまり活用されていなかった部屋を和風のワークスペースにリフォームした施工事例です。床は畳敷きで、疲れた時にその場でごろりと寝転び、リラックスすることも。その際には、まぶしさを抑える柔らかな光を放つ照明器具を選ぶなど、仕事とリラックスを程よく両立させた心地よい空間になっています。

椅子は、旅先の宿で出会った座り心地がよく、美しいデザインの天童木工の製品を採用。それに合わせて、テレビ台を兼ねたデスクを造作家具で設置しました。

もし使いこなせていない和室があったら、こういった和風のワークスペースなら、比較的手軽に作れます。上手に活用して住まいをさらに便利に快適にしましょう。
 

リビングに続く和室を仕事場に システム収納で便利なワークスペースに

リフォーム前


リフォーム後

リビングから続く和室を洋室化。リビングを広げながらシステム家具で快適なワークスペースに(設計・施工:野村不動産パートナーズ)


こちらは、リビングから続く和室を洋室にリフォームし、システム家具を使ってワークスペースを作った事例です。

リビングと和室を間仕切っていた引き戸を取り払ってリビングを広げつつ、壁面にはデスクや収納、クローゼットなどを組み込んだシステム家具を設置しました。

システム家具とは、豊富に揃った様々なパーツを選び、組み合わせて設置するもの。収納の設置工事だけであれば、工期は1日~2日程度の短期間で完了します。

パーツは、デスクや棚、引き出しの他にも、照明、クローゼット、飾り棚、テレビ台、カウンターなどもあり、色や柄、サイズ、素材も豊富にあります。

欲しい機能を選んで組み合わせることで、自分の仕事スタイルに合った使いやすいワークスペースを作ることができ、またインテリアに合わせてデザインを選べば空間をトータルでコーディネートすることができます。

間取りと写真で見る 間仕切り家具でリビングの一角をワークスペースに

リフォーム前




リフォーム後



リビングの一角を間仕切り家具で仕切り、新たにワークスペースを創出した事例(設計・施工:野村不動産パートナーズ)


こちらはリビングの一角を間仕切り家具で仕切り、新たにワークスペースを生み出したリフォーム事例です。

間仕切り家具は、壁の代わりに収納で空間を仕切るもの。収納効率が高く、インテリアのアクセントにもなります。



間仕切り家具を、ダイニング側から見た様子。この収納の向こう側にワークスペースがあり、右側が通路になっています(設計・施工:野村不動産パートナーズ)



ワークスペースの側は、本棚と収納、クローゼットもあります。棚は可動式なので、自由にアレンジができます(設計・施工:野村不動産パートナーズ)


扉や壁で仕切るのではなく、こんな風に家具で仕切るセミオープンなスタイルなら、空間を独立させながらもお互いの気配を感じることができ、また空調も届きやすいので快適なワークスペースになります。

ワークスペースが欲しいけれど、もうスペースがない!と思っていても、意外なところに空きスペースが隠れていたり、ちょっとした工夫で新しいスペースを生み出せたり。

野村不動産グループの野村不動産パートナーズ「住まいのリフォーム」では、ひと部屋やワンコーナーのリフォームから、住まい全体の見直しまで幅広く対応。それぞれの暮らしにフィットした住まいづくりを行っています。

プロの視点を取り入れることで、これまで気付かなかった可能性が広がるかもしれません。住まい全体を見渡しながら、自分に合った快適で美しいワークスペースづくりを目指してみてはいかがでしょうか。
住まいのリフォーム
野村不動産グループとしての数々の実績をもとにお客様との間に培われてきた確固たる信頼感。
私たちは、グループの一員として、それを受け継ぎ、現代にまた一つ、新しい信頼関係を築き上げ、お客様満足を超えた、感動というレベルまで高めるととともに安心・安全をご提供してまいります。

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