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家事をもっとスマートに!利用した人の満足度が高い! 今どきの「家事代行サービス」

日頃の仕事が忙しくて、家事に割ける時間をもっと省けたらいいなと感じたことはありませんか?なかには「家事代行を利用しようかな」と考える方も多いのではないでしょうか。
家事代行といえば、専業主婦の負担を軽くしようという高年収の世帯が利用しているイメージがあったと思いますが、今や家事代行は、共働きの方々や単身の方々もよく利用されるようになっているわけです。そこで今回は、気になる家事代行サービスの今をお伝えしたいと思います。
家事代行といえば、専業主婦の負担を軽くしようという高年収の世帯が利用しているイメージがあったと思いますが、今や家事代行は、共働きの方々や単身の方々もよく利用されるようになっているわけです。そこで今回は、気になる家事代行サービスの今をお伝えしたいと思います。
大谷 惇途
慶應義塾大学卒業。投資・ローン・税金などの金融分野を中心に5年以上の記事執筆経験がある金融ライター、現在はフリーランスで活動中。学生時代から株式投資を中心にさまざまな投資を行う。3級ファイナンシャル・プランニング技能士。
家事代行サービスの認知度は高く8割強も! しかし利用者数の割合が1.8%と低い理由とは。
2018年に株式会社野村総合研究所が行った調査によると家事代行サービスの認知度は、8割強と高い水準でした。しかし利用者数の割合は、なんと1.8%という低いものに。なぜ家事代行サービスを利用していないのか、その理由としては、以下のようなものがありました。
<利用しない主な理由>
<利用しない主な理由>
- 「所得に対して価格が高いと思われる」29.6%
- 「必要性を感じない」19.8%
やっぱり家事代行は料金が高いイメージが強い
家事代行サービスは、認知度が高く必要性を感じている人もいますが、利用する以前に、料金が高く富裕層に向けたサービスという認識が今でも強いようです。海外では、家事代行サービスを積極的に利用している国もあり、例えば米国では8割以上の世帯が「家事代行サービスを利用したことがある」というデータもあるのですが日本はまだまだのようですね。
どんな人が家事代行を利用しているの?

家事代行サービスの既存利用者の世帯年収(夫婦の合算年収)と属性を見ていきましょう。


出典:株式会社野村総合研究所「平成 26 年度 女性の活躍推進のための家事支援サービスに関する調査」(参照:2023年3月29日)
<既存利用者の属性>
- 共働き世帯
- 世帯年収(夫婦の合算年収)700万円以上 44%
- 世帯年収(夫婦の合算年収)400万円以上700万円未満 21%
- 400万円以下 13%
共働きで夫婦の合算年収700万円以上の利用者が44%と多いが、さまざまな世帯で利用されている。
家事代行サービスは、共働きで世帯年収(夫婦の合算年収)700万円以上の利用者が44%と多いです。400万円以上700万未満でも21%の方が利用されています。上記以外での利用は、片働き世帯となりますが、全世帯の合計で21%を占めています。この調査結果から分かることは、やはり共働き世帯で合算年収が高まるほど利用率が上昇している傾向があるようです。
また、一方で世帯年収(夫婦の合算年収)700万円未満の世帯では、子どものいない世帯の利用率が増加するケースもあり、合算年収が400万円未満や片働き世帯でも一定の利用率があるといえるでしょう。
また、一方で世帯年収(夫婦の合算年収)700万円未満の世帯では、子どものいない世帯の利用率が増加するケースもあり、合算年収が400万円未満や片働き世帯でも一定の利用率があるといえるでしょう。
利用率が高かったのは25~44歳の単独世帯、家事が少々苦手な?独身の人たち。
最も利用率が高かったのは、過去の利用者も含めると8.6%であった25~44歳の単独世帯です。他の家族構成と比較しても高い水準に。今や家事代行サービスは、共働き世帯だけでなく、年齢もあまり関係なく、幅広い家族構成で利用されているのです。
<利用者の家族構成>

出典:株式会社野村総合研究所「平成29年度商取引適正化・製品安全に係る事業(家事支援サービス業を取り巻く諸課題に係る調査研究)調査報告書」(参照:2023年3月29日)
<利用者の家族構成>

出典:株式会社野村総合研究所「平成29年度商取引適正化・製品安全に係る事業(家事支援サービス業を取り巻く諸課題に係る調査研究)調査報告書」(参照:2023年3月29日)
どんなサービスを利用してるの?今どきの家事代行サービスの利用状況をチェック!

やっぱり気になる!最近の家事代行サービスの利用状況をチェックしてみましょう!ここでは以下の2つに分けて解説します。
- サービスの利用分野
- 利用者の満足度
掃除?調理?どんな家事を頼んでいるの?サービスの利用分野をチェック!
同じ調査データによると、家事代行サービスで最も利用されているサービスは「室内の掃除や食器洗いなどの清掃関連」でした。いわゆる家事の王道、お掃除ですね。その他にもベビーシッターなどの育児関連や料理の作り置き、ペットのお世話などでも多く利用されています。

出典:J-Net21市場調査データ「家事代行(2022年版)」(参照:2023年3月29日)

出典:J-Net21市場調査データ「家事代行(2022年版)」(参照:2023年3月29日)
なんと利用者の8割が満足!プロにまかせる安心感も!
調査によると、家事代行サービスの利用者の8割がサービスに満足しており、7割強(72.9%)が家事負担の軽減を実感しているそうです。また利用者の8割以上がサービスの利用継続を希望していることからも、利用した人の満足度はとても高いといえるでしょう。

出典:株式会社野村総合研究所「平成29年度商取引適正化・製品安全に係る事業」(参照:2023年3月29日)

出典:株式会社野村総合研究所「平成29年度商取引適正化・製品安全に係る事業」(参照:2023年3月29日)
気になる家事代行サービスの料金・・・月2回で2万円以下なら検討もあり!?
ここまで読んで「利用してみようかな」と思った人もいることでしょう。でもやっぱり料金が気になりますよね。家事代行サービスの料金について、野村不動産パートナーズの家事代行サービス「プレシャス・デイズ」の料金プランをチェックしてみましょう。

引用:野村不動産グループカスタマークラブ「プレシャス・デイズ 家事サービス」(参照:2023年3月29日)

引用:野村不動産グループカスタマークラブ「プレシャス・デイズ 家事サービス」(参照:2023年3月29日)
これからは家事をもっとスマートに!家事代行サービスの利用はおすすめ!
これからの家事代行サービスは、利用者の高い満足度からも、気軽におすすめできる、使い勝手の良いサービスといえるでしょう。プロならではのお掃除や調理だからとても助かりそう。ただし、料金など家計への負担も考えながら、自分たちに合ったプランを選んで上手に利用してみてはいかがでしょうか。
※掲載の情報は、2023年4月時点の情報です。
※掲載の情報は、2023年4月時点の情報です。