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暮らしのTIPS

カーテンにひと工夫 春の窓辺を美しく彩る

#インテリア
 のイメージ
 
カーテンにひと工夫をして、春の窓辺を美しく彩ってみませんか。束ね方を変えたり、美しいタッセルを追加したり。前後を入れ替えてレースを主役にするのも素敵です。トレンドのボタニカル柄で癒しを演出するコーディネート例もご紹介します。
  

Yuu(尾間紫)

一級建築士事務所 OfficeYuu代表。
一級建築士、 インテリアコーディネーターとして数多くの現場経験や相談実績をもち、住宅リフォームコンサルタントとして快適な住まいづくりのノウハウを発信している。

春の窓辺にひと工夫して華やかに

レースとドレープと入れ替えて掛けると明るく華やかな雰囲気になります。ドレープは遮光1級なので室内をしっかり暗くしてくれます(レースAC2148、ドレープAC2436、クッションAC2463・AC2466 / サンゲツ


明るい春は窓辺が目立つ季節です。カーテンは部屋の中で占める面積が大きく存在感があるので、ちょっとした工夫を加えるだけでもインテリアのイメージが変わり、空間がリフレッシュします。

たとえば今あるカーテンの束ね方を変えたり、アクセサリーを追加したり。昼間の主役となるレースのカーテンにも注目すると一層華やかな雰囲気を作り出すことができます。

束ね方を変えると景色も変わる

柔らかい風合いが特徴のジョーゼット生地のレースカーテン。少し低い位置で束ね、大きくひだを引き出せばふんわりと優しい印象になります(U-9376 / スミノエ


カーテンの束ね方に変化をつけると窓辺の印象が変わります。

カーテンを束ねるタッセルの位置を少し下げて、ひだを大きめに引き出せば、たっぷりとしたドレープで豪華な雰囲気に。これはインテリア写真の撮影をする際に、窓辺を美しく見せるテクニックのひとつです。

 
深みのあるカラーを楽しめるシームレスのボイル地のレースに、ふっくらとした花柄のドレープを組み合わせて。束ね方を変えると部屋の印象が変わり、レースの美しさもより際立ちます(ドレープD-4297、レースD-4452 / スミノエ


普段は両サイドでまとめているカーテンを中央で束ねるのも素敵です。レースのカーテンはリボンで束ねれば愛らしい雰囲気に。外からの視線もほどよく遮ってくれます。

ほんの少し束ね方を変えるだけでも部屋全体のイメージが変わり、窓から見える景色もこれまでとはまた違って感じられることでしょう。

華やかなレースを主役にする

レースを室内側に、ドレープを窓側に吊り下げるフロントレーススタイル。大胆なダマスク柄をオパールプリントで表現した美しいレースが、ドレープカーテンをバックにより美しく映えます(ドレープSC8410、レースSC8603 / サンゲツ


カーテンは夜と昼とで主役が変わります。夜は厚手のドレープが主役、昼間はレースが主役です。

このレースの繊細な表情を、昼も夜ももっと楽しめるスタイルが「フロントレース」と呼ばれる掛け方です。

やり方はとても簡単。レースを室内側にドレープを窓際に入れ替えて掛けるだけです。ドレープとレースを重ね合わせることでレースの美しさがより映え、窓辺に新しい表情が生まれます。

夜にドレープの柄も楽しみたいなら、レースのカーテンだけを半分ほど開いておくといいでしょう。お互いの美しさをより引き立てあうようになり、華やかなインテリアを演出できます。

 
装飾タイルをモチーフにした光の透過が美しいシアーカーテン。フロントレースにすればその美しさを夜にも楽しめるようになります(ドレープU-9191、レースU-9063 / スミノエ

アクセサリーを加えて煌びやかに

フランス製のロープタッセル。カーテンの美しさをより際立たせてくれます(カーテンAC2174、タッセルFN241 / サンゲツ


カーテンをより美しく見せてくれるのがタッセルです。タッセルはファッションならネックレスやベルトのようなもの。小さくても存在感がありますので、デザイン性が高い高品質なものを選ぶとインテリアに高級感が生まれます。

タッセルは一般的には共布で作れられていますが、ロープや金属、クリスタル、革製品などもあります。

ファッションのアクセサリーを選ぶように、カーテンをより引き立てるタッセルを選んで、窓辺をおしゃれに演出しましょう。

 
トリミングやタッセルに特化したフランスのブランド「ウレス」のタッセル。高級感のあるエレガントな空間を演出します。高品質なアクセサリーはひとクラス上のインテリアを作ってくれます(ウレス / トミタ

トレンドのボタニカル柄で癒しのコーディネート

ゴブラン織りのボタニカル柄のファブリックを使ったツインシェードスタイル。クラシックにもナチュラルにも似合い、窓辺がエレガントな雰囲気になります(前幕ボタニカル柄SC8017・無地遮光SC8508・裾トリムFN502、後幕レースSC8663 / サンゲツ

 
カーテンとお揃いのボタニカル柄の生地でクッションもコーディネートすれば、インテリアに一体感が生まれます(SC8307,SC8019、SC8309、SC8017 / サンゲツ


いま世界的なインテリアのトレンドとなっているのが癒しを感じさせるデザインです。人は自然と繋がることで癒しを感じています。

日本でもインドアグリーンや植物をモチーフとしたボタニカルデザインは大人気。そこでカーテンやクッションにボタニカル柄を取り入れて癒しの空間づくりをしましょう。

ボタニカル柄は生地によってイメージが変わります。織物なら豪華でクラシックな印象が強まり、プリントなら軽やかで明るい雰囲気になります。

総じて華やかな柄が多いので、お揃いの生地でクッションやソファーカバーなどをコーディネートするとインテリアに一体感が生まれます。

 
水彩で描いた小鳥とランをナチュラルなシアーにプリント。華やかでエレガントな印象を作り出します(ドレープU-9208レースU-9061 / スミノエ


窓辺の風景が変わると気分もリフレッシュします。カーテンにひと工夫して明るい春のインテリアを楽しんでみてください。

※掲載の情報は、2023年3月時点の情報です。

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