暮らしのTIPS
これだけは押さえたい 「冷蔵庫掃除」のポイントとは?

毎日使っているのになかなか手をつけられないのが冷蔵庫のお掃除。中の棚にこびりついた食品の液だれなど、見て見ぬふりしていませんか?そもそも、どうやってお掃除すればいいのでしょうか?今回は、家事研究家 高橋ゆきさん直伝の冷蔵庫掃除のコツをご紹介します!

【監修】 高橋 ゆき さん
家事代行の株式会社ベアーズ取締役副社長。家事研究家。キッズからシニアまで暮らしの向上を研究し、家事のスペシャリストとして各種メディアで活躍。日用品をアレンジした多彩なアイディアグッズを駆使し、効率的な家事のノウハウを紹介。
POINT 01
半年に一度、15分でOK!中身をすべて出して拭き掃除を

冷蔵庫の中をお掃除するときは、中身をすべて外に出すことからスタート。細かい部分もしっかり拭けるよう、棚など取り外せるものもすべて外しておきましょう。そうして、固く絞った濡れふきんに消毒用エタノールをスプレーして隅々まで拭きます。消毒用エタノールは消臭効果もあっておすすめです!
お掃除は食品を外に出しておいても傷みにくい季節が◎。半年に一度のペースを心がけて。
お掃除は食品を外に出しておいても傷みにくい季節が◎。半年に一度のペースを心がけて。
パッキンのすき間は手作りの「布巻きスプーン」が効く!

お掃除しにくいゴムパッキンのすき間は、スプーンの先端に古Tシャツ(10cm四方にカット)を巻きつけた「布巻きスプーン」で。
布を巻きつけることで、ゴムパッキンを傷つけずにお掃除できます。
布を巻きつけることで、ゴムパッキンを傷つけずにお掃除できます。

布の部分に消毒用エタノールを染み込ませればお掃除の準備はOK。これを細かい部分に差し込んでヘラのようにこすれば、簡単に汚れを落とすことができます。
消毒用エタノールは、いったん別の布にスプレーしてから「布巻きスプーン」に染み込ませるとムダになりません。
消毒用エタノールは、いったん別の布にスプレーしてから「布巻きスプーン」に染み込ませるとムダになりません。
POINT 02
冷蔵庫のドアについた手アカは消しゴムを使うとみるみる落ちる

冷蔵庫の外側は、拭き掃除をする前に取っ手などについている手アカや指紋を落とすことからスタート。このとき「消しゴム」を使ってみてください。消しゴムは粘着系の汚れ落としに効果的です!
消しゴムはお掃除の秘密兵器。電子レンジや電気のスイッチなどプラスチックの部分についた汚れをキレイにしてくれます。
消しゴムはお掃除の秘密兵器。電子レンジや電気のスイッチなどプラスチックの部分についた汚れをキレイにしてくれます。
POINT 03
「重曹水」と「着古したTシャツ」で新品の輝きを取り戻そう!

拭き掃除は3つのステップで行います。
①重曹水(重曹と水を1:9の割合で混ぜたもの)を軽くスプレーしたふきんで全体を拭きます。
②固くしぼったふきんでていねいに水拭き。重曹が残ると乾いてから白く浮いてしまうのでしっかり水拭きします。
③古Tシャツなどケバ立たない布で仕上げの乾拭き。一定の方向に磨くのがポイントです。これで新品の冷蔵庫のようにピカピカ!
最後の乾拭きは、ホコリが付きにくくなって汚れの予防にもなるのでお忘れなく!
①重曹水(重曹と水を1:9の割合で混ぜたもの)を軽くスプレーしたふきんで全体を拭きます。
②固くしぼったふきんでていねいに水拭き。重曹が残ると乾いてから白く浮いてしまうのでしっかり水拭きします。
③古Tシャツなどケバ立たない布で仕上げの乾拭き。一定の方向に磨くのがポイントです。これで新品の冷蔵庫のようにピカピカ!
最後の乾拭きは、ホコリが付きにくくなって汚れの予防にもなるのでお忘れなく!