我が家の顔の玄関は、いつも以上にきれいにしておきたいと思いませんか。そこで、玄関をきれいに見せるコツやお掃除、お手入れ方法などをプロに聞いてみました。
お客さまが直接、触れるところなので、汚れていないか確認しましょう。
印鑑やカギ、置物などでゴチャゴチャしていたら、スッキリ整理整頓を。
玄関マット、スリッパは汚れていませんか。マットもスリッパも来客用のものを別に用意し、サッと交換できるようにしておくと便利。
靴がたくさん出ていないか確認。余分な靴は下駄箱に収納しましょう。靴をしまった後は砂や泥汚れ、ホコリがないかチェック!
軍手ぞうきん
軍手ぞうきんは、指先を使って細かいところまで汚れを拭き取ることができる便利アイテムです。
〈作り方〉
1:ゴム手袋を手にはめます。
2:その上から軍手を重ねてはめます。
3:洗剤や水が腕に垂れてこないようにゴム手袋の裾を折り返せば完成。折り返しの部分を輪ゴムで留めると、より動きやすくなります。
「もうすぐ玄関先に来客!家には上がらないとのことだけど、どうすればいい!?」こんなとき、心の中はちょっとしたパニックですよね。でも落ち着いて。少ない時間の中でどこを掃除するかを判断するには、“来客目線”に立つことです。普段は気にならなくても来客目線となると気になるのは、インターホン、ドアノブです。お掃除には軍手ぞうきんが大活躍します。消毒用エタノールを吹きかけ、入り組んだ細かい場所まで汚れを拭き取りましょう。軍手ぞうきんでも届かない部分には綿棒が便利です。
下駄箱を密閉状態にしておくと、湿気や臭いがこもります。外出するとき、来客のない日など、こまめに下駄箱の扉をあけて通気をすることが大切です。たまに扇風機を使って風を送るのも効果的。下駄箱の中に、粉末の重曹を小鉢などに入れて隅に置いておくと、湿気防止・脱臭対策になります。取り替えは1ヶ月くらいが目安です。お掃除するときは、すべての靴を下駄箱から出して、小さなホウキで砂やホコリを取り除いた後、固くしぼった濡れぞうきんに消毒用エタノールを吹きかけ、奥から手前に一段ずつ丁寧に拭きます。それらが完全に乾いたのを確認してから、靴を元に戻しましょう。
玄関ポーチや門扉、ポスト、ネームプレート、屋外照明、フェンスなど、エクステリアのお手入れ、お掃除も時間のあるときにしておきましょう。ここでも軍手ぞうきんを使うと便利です。脚立が必要な高いところのお掃除や電球交換は、一人でやらないで、家族で協力してやってください。うっかりケガをしたとき、周りに誰もいなかったら大変です。なお、砂ぼこりを取るのは掃除機が便利ですが、掃除機を屋外で使うのに抵抗がある方は、トイレットペーパーの芯で使い捨てノズルを作りましょう。芯の片方を斜めにカットし、もう片方をノズルの外側に固定して使用します。