子どもたちの豊かな感性を育む、楽しい子ども部屋の壁紙をご紹介しましょう。知的好奇心をくすぐる迫力のデザインや愛らしいキャラクター柄、室内を健康的に整えたり、映像を投影しやすくしてくれたりする機能をもつ壁紙も。親子で一緒に選ぶひと時は、楽しい思い出にもなることでしょう。
子どもたちの知的好奇心を大いにくすぐってくれるのが、国立科学博物館が所蔵している標本や資料等をモチーフにした壁紙シリーズです。
国立科学博物館と壁紙メーカーサンゲツがコラボした商品で、動植物や地学の研究者4名が監修を担当。テーマはDAY&NIGHT SCIENCE MUSEUM。日常の中で雄大な自然に思いを馳せ、いつでも博物館の中にいるような迫力が味わえます。
こちらは国立科学博物館でも人気のポスター 『世界のクジラ』の中から、日本の周辺に生息や回遊する45種類ほどのクジラとイルカを集めたデザインの壁紙です。
クジラたちの計測値や体色、外貌を忠実に反映させ、1つ1つ手で描いたイラストで構成された壁紙はまさに圧巻。スケールを見るとその巨大さが実感できます。
壁紙は日常の中でいつも目にするもの。国立科学博物館の貴重な標本・資料に毎日触れていることで自然科学への関心が高まり、その楽しさや奥深さを知るきっかけになることでしょう。
こちらは国立科学博物館の展示の中でも人気が高い陸生哺乳類のはく製をデザインした壁紙。ちょっとレトロな絵柄なので、迫力満点でありながらも落ち着きのある空間づくりができます。
ヨーロッパバイソンやアフリカスイギュウといった世界各地に生息する大小さまざまな動物たちは、よく見るとツノの形や色もさまざま。中には絶滅危惧種など貴重な動物たちもいます。
なんとなく眺めているだけでも、生命の神秘や自然科学への興味がそそられ、子どもたちの知的好奇心をくすぐってくれることでしょう。
愛らしいキャラクター壁紙を使うのも子ども部屋ならではの醍醐味です。大好きなキャラクターに囲まれた部屋は、子どもたちにとっても大人にとっても楽しい部屋になることでしょう。
こちらは北欧フィンランドの作家トーベ・ヤンソンが生み出したトーベオリジナルパターンの壁紙。ナチュラルな織物調にモチーフがさりげなく浮かびあがるデザインは、決して子どもっぽくなることなく、人気の北欧インテリアにもよく似合います。
ムーミンはデザイン大国と呼ばれる北欧文化の中で長く親しまれてきたキャラクター。親子で、また祖父母と孫と、ムーミンを通じて楽しい会話が生まれ、子どもたちの芸術性やデザインの感性を豊かに育んでくれることでしょう。
壁紙は部屋の中でも一番面積が大きい部位です。6畳の部屋の場合、床面積が10平米に対して、壁はおよそ25平米。どんな材料を使うかによって室内環境も変わります。
そこで注目したいのが、部屋の環境を整える機能を持つ壁紙です。汚れ防止、防カビ、表面強化、消臭、抗ウイルス、抗アレル、吸放湿などの機能があり、子ども部屋の環境を快適に整えてくれます。
例えば湿気が気になるなら調湿機能を持つ吸放湿壁紙を選べば、室内の湿度の変化に応じて吸湿・放湿をしてくれるので、結露やカビの発生を軽減してくれます。
子ども部屋の壁紙で選びではデザインはもちろん、快適な環境を作る機能にも注目してみましょう。
世の中の進歩は早いもの。今の子どもたちはデジタルネイティブ世代と言われ、小さな頃から様々なデジタル機器に囲まれています。この先も、教科書ではなくタブレットやパソコンが当たり前になるなど、どんどん変わっていくことでしょう。
そこで子ども部屋の壁の1面だけを、プロジェクター用壁紙にしておくアイデアはいかがでしょう。プロジェクター用壁紙は、画像や文字の歪みが少なく映像の再現性に優れていて、正面からはもちろん斜め(視野角160度以上)からでもキレイな映像を見ることができます。
ホームシアターやプロジェクターの売り上げはコロナ禍をきっかけに大きく増加しています。この先は子ども部屋でも当たり前のようにプロジェクターを使うようになるかもしれません。
知的好奇心を満たす映像を投影したり、勉強に役立てたり。子どもたちの小さな頃の写真を家族で見るのも、思い出に残る楽しいひと時となることでしょう。
子どもたちの豊かな感性を育んだり、健康的な環境づくりをしたり。壁紙が持つ力は大きいもの。ぜひ親子で一緒に楽しみながら壁紙を選んでみてください。
※掲載の情報は、2023年4月現在の情報です。