カーテンにひと工夫をして、春の窓辺を美しく彩ってみませんか。束ね方を変えたり、美しいタッセルを追加したり。前後を入れ替えてレースを主役にするのも素敵です。トレンドのボタニカル柄で癒しを演出するコーディネート例もご紹介します。
明るい春は窓辺が目立つ季節です。カーテンは部屋の中で占める面積が大きく存在感があるので、ちょっとした工夫を加えるだけでもインテリアのイメージが変わり、空間がリフレッシュします。
たとえば今あるカーテンの束ね方を変えたり、アクセサリーを追加したり。昼間の主役となるレースのカーテンにも注目すると一層華やかな雰囲気を作り出すことができます。
カーテンの束ね方に変化をつけると窓辺の印象が変わります。
カーテンを束ねるタッセルの位置を少し下げて、ひだを大きめに引き出せば、たっぷりとしたドレープで豪華な雰囲気に。これはインテリア写真の撮影をする際に、窓辺を美しく見せるテクニックのひとつです。
普段は両サイドでまとめているカーテンを中央で束ねるのも素敵です。レースのカーテンはリボンで束ねれば愛らしい雰囲気に。外からの視線もほどよく遮ってくれます。
ほんの少し束ね方を変えるだけでも部屋全体のイメージが変わり、窓から見える景色もこれまでとはまた違って感じられることでしょう。
カーテンは夜と昼とで主役が変わります。夜は厚手のドレープが主役、昼間はレースが主役です。
このレースの繊細な表情を、昼も夜ももっと楽しめるスタイルが「フロントレース」と呼ばれる掛け方です。
やり方はとても簡単。レースを室内側にドレープを窓際に入れ替えて掛けるだけです。ドレープとレースを重ね合わせることでレースの美しさがより映え、窓辺に新しい表情が生まれます。
夜にドレープの柄も楽しみたいなら、レースのカーテンだけを半分ほど開いておくといいでしょう。お互いの美しさをより引き立てあうようになり、華やかなインテリアを演出できます。
カーテンをより美しく見せてくれるのがタッセルです。タッセルはファッションならネックレスやベルトのようなもの。小さくても存在感がありますので、デザイン性が高い高品質なものを選ぶとインテリアに高級感が生まれます。
タッセルは一般的には共布で作れられていますが、ロープや金属、クリスタル、革製品などもあります。
ファッションのアクセサリーを選ぶように、カーテンをより引き立てるタッセルを選んで、窓辺をおしゃれに演出しましょう。
いま世界的なインテリアのトレンドとなっているのが癒しを感じさせるデザインです。人は自然と繋がることで癒しを感じています。
日本でもインドアグリーンや植物をモチーフとしたボタニカルデザインは大人気。そこでカーテンやクッションにボタニカル柄を取り入れて癒しの空間づくりをしましょう。
ボタニカル柄は生地によってイメージが変わります。織物なら豪華でクラシックな印象が強まり、プリントなら軽やかで明るい雰囲気になります。
総じて華やかな柄が多いので、お揃いの生地でクッションやソファーカバーなどをコーディネートするとインテリアに一体感が生まれます。
窓辺の風景が変わると気分もリフレッシュします。カーテンにひと工夫して明るい春のインテリアを楽しんでみてください。
※掲載の情報は、2023年3月現在の情報です。