野村不動産グループカスタマークラブへご登録済みの方は、ご登録のメールアドレスを野村のクラスマIDとしてご利用いただけます。

野村不動産グループカスタマークラブの会員番号でのログインはこちら

2025年3月18日以前に野村不動産グループカスタマークラブの会員になられた方。

今後は会員番号でのログイン機能はご利用いただけなくなります。野村のクラスマIDでのログインをご利用ください。

KURASUMA

子どもと一緒に楽しむ知育

「絵を読む」にチャレンジして「推測する力」を磨こう

#学ぶ #子ども
 のイメージ
4歳頃のお子さまに向けた、様々な「絵」を活用した知育をご紹介します。
おうちにあるカレンダーやポストカードなどを使って、「絵を読む」ことにチャレンジしてみましょう。どんなことが描かれているか、絵の状況を言葉にすることで、子どもの「状況を推測する力」を伸ばしていくことができますよ。

絵を読んで「推測する力」をアップする

今回の知育では、絵からどんな様子が読み取れるのか、どんな感情が想像できるのかを言葉に表していきます。

1枚の絵からイメージをふくらまし、言葉にする練習をすることで、

●言葉の意味を正しくとらえる「受容的思考力」
●さまざまな属性から何を表すかを類推する「集中的思考力」
●言葉からさまざまな属性を発想する「拡散的思考力」
●そのものがもつ属性を正しく説明する「表現的思考力」

などが鍛えられます。

親子で楽しく絵の鑑賞を楽しみながら、お子さまの状況を読み取る「推測力」を伸ばしていきましょう。

絵から読み取れることを言葉で表そう

おうちにある古いカレンダーやポストカードなどを使った、「絵を読む」遊びを紹介します。会話がはずみそうな場面の絵を選んでみてくださいね。

アートに関心のあるお子さまには、名画ブックやGoogleが提供するオンライン美術館「Google Arts & Culture」を活用してみるのもおすすめです。また、文字のない絵本で想像をふくらませるのも楽しいですよ。

「何が描かれている?」親子でじっくり絵の鑑賞

おうちにあるものの中でじっくり見てみたい絵が決まったら、お子さまに「どんなことが描かれている?」と聞き、絵の状況を説明してもらいます。

「誰が」「何を」「どんなふうに」「どうした」を押さえることが大切なポイントです。もしいずれかが抜けていたら、「誰が?」のように質問して、答えてもらいましょう。

また、五感でどう感じるかについても聞いてみてください。「どんな音がするかな?」「どんな匂いだろう?」「どんな手触りかな?」と、その絵の状況に思い巡らせながら五感を使った表現も引き出せるとさらに効果的です。

最後は保護者さまが整理してまとめるとよいですよ。

【やりとりの例】

保護者さま「この絵にはどんなことが描かれているかな?」
お子さま「雨が降って、傘をさしているよ」

保護者さま「誰と誰がさしているのかな?」
お子さま「小さな男の子と女の子だよ」

保護者さま「そうだね。小さな男の子と女の子が傘をさして歩いているね」

「どんな気持ちだろう?」絵から想像する

今度は、登場人物のセリフや気持ちを考えていきます。

「○○ちゃんが、この男の子だったら、こんなとき何て思うかな?」のように聞き、お子さまに答えてもらってください。

「男の子のお母さんはこの子に何て言うかな?」など、子どもの役ばかりではなく、いろいろな登場人物について考えてみましょう。

【やりとりの例】

保護者さま「○○ちゃんが、傘をさしている男の子だったら、歩きながら何を思っているかな?」
お子さま「雨が止まないと外で遊べないから、早く止んで!って思うよ」

保護者さま「そうだよね。雨が降っていたら遊べないよね。じゃあ男の子のお母さんはこの子になんて言うと思う?」
お子さま「水たまりが描いてあるから、きっと、危ない!って言うよ」

保護者さま「よく見ているね!そうだよね、足が濡れてしまうよね」

なるべく長くお話して、お子さまの表現力を引き出していきましょう。
また、お子さまが感じ表現したことはやさしく受け止めてください。そうするとお子さまは安心して自由に発想していくことができますよ。

考える楽しみを広げていこう

子どもたちはお話を考えることが大好きです。1枚の絵でも見つけられることや感じられることはたくさんあります。
お子さまの考えるワクワクを育みながら、状況を読み解く力を伸ばしていきましょう。

関連コラム