家族が家にいる時間が増える夏休みは、どうしてもトイレや洗面所が汚れやすくなります。そこで、お掃除の方法とともに「こういう習慣をつけておけばお掃除もラクチン!」というお手入れ方法をプロに聞いてみました。
便器だけでなく、トイレの周囲にも広い範囲で尿が飛び散っている可能性あり、汚れや臭いのもとになります。
布素材のサニタリーグッズはホコリやばい菌がたまりやすいため、定期的に洗濯し、清潔を保ちましょう。
洗面ボウルの汚れは意外とガンコ。重曹と水を6対4で混ぜた重曹ペーストをスポンジの柔らかい面に取り、やさしく磨きましょう。
洗面所にミニタオルを置いて、使用後に蛇口周りや鏡など水がはねた箇所を拭き取る習慣をつけると、お掃除がラクチン!
空のスプレーボトルに消毒用エタノールを3分の2ほど入れ、そこに自分の好きな香りのアロマオイルを10~20滴ほど垂らしたら完成。
履けなくなったストッキングを半分に折り輪の部分を結びます。右足、左足、腰の3つの部分をゆるく三つ編みにし、先を結べば完成。
ゴム手袋の上から軍手をはめたら軍手ぞうきんの完成。軍手の指先に洗剤をつけ、よく馴染ませてから使います。
男性が立ってトイレを使うと、半径1メートルは尿が飛び散るといいます。また、座って使用しても便座の裏に跳ね返りがあります。尿の跳ね返りは放置するほど落としにくくなりますので、こまめに拭き取るようにしましょう。トイレットペーパーにエタノールアロマをスプレーし、便座、便座裏をサッとひと拭き。臭いも防ぐことができますし、除菌もできて一石二鳥です。時間に余裕がある時は床、壁、便座の台座部分も拭きましょう。ブラシが届かず汚れが溜まりやすいトイレのふち裏の入れ込み部分は軍手ぞうきんを使うとラクラク! トイレ用洗剤を付け、ふち裏をつかんでグイッと拭きます。
洗面所を使用後、面倒ならお出かけ前と寝る前だけでも、飛び散った水滴を拭き取る習慣をつけましょう。サッと使える専用のミニタオルなどを常備しておくと便利です。使ったら掛けて乾かすか1日の終わりに洗濯機へ。濡れたままの布を乾きにくい場所に放置すると、カビや臭いの原因になりますので注意しましょう。洗面ボウルは重曹ペーストで磨き、排水口は古歯ブラシを使って汚れを取ります。お掃除後は水でよく洗い流しましょう。蛇口や伸びるホースは水拭き、乾拭きのあと、みつあみストッキングで仕上げ磨きをすれば新品同様の輝く蛇口になります。お試しください。
こまめにお手入れしていても、見過ごしはあるものです。例えばトイレは飛び散った尿が尿石汚れに変化すると黒ずんで落ちにくくなります。ふち裏は手鏡を使ってチェックし、汚れが目立ってきたら、ひどくなる前にプロに依頼すれば美しさを保つことができます。また、洗面所もメイクの皮脂や石けんカス、水垢、カビなど様々な種類の汚れが溜まりやすい場所です。洗面ボウルがざらついてきたり、鏡が曇ってきたりしたらプロにご依頼ください。一度ピカピカにしてからキレイをキープしましょう。